経営者向け 羅針盤セミナー第1回「資本主義の羅針盤 ~今、何が起きているのか?~」を開催しました(7/23・東京)
- webteam69
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アミタホールディングス株式会社は、2025年7月23日(水)に企業経営者向けセミナーシリーズ「不確実な時代の未来指針を示す 羅針盤セミナー」の第1回を開催しました。
本セミナーは「経済大国から循環大国へ」を全体テーマに、資本主義・時代・未来の視点から価値創出の仮説を探る全4回シリーズです。第1回は「資本主義の羅針盤~今、何が起きているのか?~」をテーマに掲げ、企業経営者を中心に、会場・オンラインあわせて約150名の方々にご参加いただきました。
(第1回のプログラムはこちら)
当日は、企業の情報開示や資本動向、生成AIなどの技術革新を切り口に、「これから企業は社会や経済の変化をどう読み解き、どう進むべきなのか?」という共通の問いを設定し、満席の会場では、熱量と決意に満ちた対話が繰り広げられました。また、セミナー内容については参加者の約9割から「とても満足」「満足」との回答をいただきました。

登壇者の一人である三井住友信託銀行株式会社の金井司氏は、ポストトゥルース時代の混迷や金融資本主義の課題に触れつつ、「生成AIやインパクトファイナンスなどを通じた金融の新たな責任と可能性」について提起しました。
また、公認会計士の森洋一氏は、情報開示の役割が過去志向の財務中心から、将来志向・戦略的・サステナブルな企業価値の説明へと進化してきた背景と課題について言及し、今後は生成AIを活用し「認識・意志・行動・結果をつなぐ開示」が重要であると述べました。
株式会社三井住友フィナンシャルグループの入江堅治氏は、SMBCグループの「社会的価値創造」を軸とした産学連携や資本投下を通じた全社的な取り組みを紹介。また、国際秩序の分断・ブロック化への懸念と、テクノロジーによる「つながりの再構築」を通じた持続可能な社会への展望を示しました。
クロージングでは、本セミナーのナビゲーターを務めたアミタホールディングス株式会社の熊野英介が、資本主義の限界の先にある新たな社会モデルでは、「関係性」を価値とする経済圏づくりや、連携・持続性・共創が鍵になると強調しました。そして、「変革の種は外部ではなく自らの意志にある」という想いを述べて、セミナーを締めくくりました。
参加者からは、以下の声が寄せられました。(一部抜粋)
企業としての倫理観のあり方について思索を深めるきっかけとなった。
混迷の度を増す社会において、進むべき道筋を見出すことができた。
「ESGが金融資本主義の暴走のストッパーになるはず」とのご意見には腹落ちした。ぜひそのような社会であってほしいと思う。
長期的視座での「意志ある経営」の重要性を再認識した。
真理、倫理、哲学、幸せな生き方とビジネスの連携など、社会のありたい姿は想定されつつも、実現は非常に難しい現状において、その解決に向けたヒントを得られた。
過去から続く資本主義における課題や時代の変化に伴う新たな方向性についてのディスカッションに、様々な刺激を受けた。
第2回のご案内
【テーマ】時代の羅針盤 ~近代とは何か?時代は何を希求するのか?~
【日時】2025年9月11日(木)16:00~18:00
【登壇者】
佐藤 優 氏(作家、元外務省主任分析官)
渋澤 健 氏(シブサワ・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役)
安田 洋祐 氏(大阪大学 大学院経済学研究科 教授)
【ナビゲーター】熊野 英介(アミタホールディングス株式会社 代表取締役会長 兼 CVO)
【対象】
会場参加:企業経営者(完全招待制)
オンライン参加:経営企画、R&D、調達・サステナビリティ部門等の責任者・ご担当者
▶オンライン参加のお申込みはこちら:
当日ご取材を希望されるメディア関係者様へ
会場参加は企業経営者限定(招待制)ですが、メディア席をご用意しております。 ぜひご取材ください。
※席数に限りがあるため、オンラインでのご案内になる場合がございます。予めご了承ください。
取材申込み・お問い合わせ: press@amita-net.co.jp
(アミタホールディングス株式会社 広報担当)